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Beer

泡は蓋(ふた)。注ぎ方で、味は変わる。

泡はただの飾りではない。香りを閉じ込め、空気から液を守る蓋になる。グラスの乾き具合、注ぐ高さ、待つ時間 — たったそれだけで、同じ一本が別の顔をする。

注ぎ方

三度注ぎ
  1. 1

    グラスの油分を落とす

    洗剤で洗い、水気を切る。指の脂が残っていると、泡はそこから消えていく。

  2. 2

    高い位置から、一気に

    グラスの中心へ落とすように注ぎ、泡でグラスを満たす。ここでは液より泡が多くていい。

  3. 3

    泡が落ち着くのを待つ

    粗い泡が消え、きめの細かい泡だけが残る。急がない。ここが味の分かれ目。

  4. 4

    静かに注ぎ足して、液 7:泡 3

    グラスの縁から泡が少し盛り上がるまで。蓋ができたら、飲み頃。

スタイルの見取り図

ラガー

すっきり爽快。しっかり冷やして、喉で飲む。

6–8℃

ペールエール

柑橘と麦の甘み。温度が上がるほど香りが開く。

8–12℃

IPA

ホップの苦みと香り。チューリップで香りを集める。

8–12℃

ヴァイツェン

バナナのような香り。泡ごとゆっくり飲む。

8–10℃

スタウト

焙煎香とコク。ぬるめのほうが甘みが立つ。

10–13℃

合わせる肴

  • 枝豆
  • 唐揚げ
  • ソーセージ
  • ピザ
  • スタウト × チョコレート

苦みは脂を流す。揚げ物と冷えたラガーが定番なのは、理屈が合っているから。